2018年11月8日木曜日

心に響かないAKB48の音楽

レコードの音楽はレコード盤に針を落として
回るのを見ながら楽しく聞けるように音楽が作られている。
CDの音楽は聴き入るように作られていて、
そのため心に響く音楽が効果的だ。
そしてダウンロードの音楽は、
遊ぶものが多い現代用に作られている。
現代は遊ぶものが多いので、遊ぶ時間が無く、
ながら聞きが多くされている。
そのながら聞きに合う音楽が今の音楽である。
つまり、心に響いちゃうと他の遊びをやっている
ことの邪魔になってしまうのだ。
だから今の音楽は心に響かない。
また、今の(昔より)高性能のスピーカーやヘッドホンは、
細かい音まで聞こえちゃうので、そこの部分も
癒しを得ることができるように作らなくてはならない。
それに加えて更にハイレゾで耳に聞こえない細かい音も
データとして加えることができるので、
なおさら細かい音も考慮して音楽を作らなくてはならない。
その答えがAKB48であり、AKB48はながら聞きに
心地良いアレンジと歌詞が作られていて、
耳に聞こえない部分で癒しを表現できる声が出る
ボーカリストを集めている感じがする。
また、音響機器の進化で口に溜め込んだツバを
弾く音まで聞こえるようになったので、
ツバを弾く音が美しい歌い方をするアーティストが出てきた。
今風の新しい歌い方である。
そういう(今まで聞こえなかった)細かい音で癒しを
表現できれば音楽での癒しの頂点に達する。
それが今の新しい音楽だ。
もう歌詞を聞いて泣いたり感動したりする音楽は終わったのだ。