レコードの音楽はレコード盤に針を落として
回るのを見ながら楽しく聞けるように音楽が作られている。
CDの音楽は聴き入るように作られていて、
そのため心に響く音楽が効果的だ。
そしてダウンロードの音楽は、
遊ぶものが多い現代用に作られている。
現代は遊ぶものが多いので、遊ぶ時間が無く、
ながら聞きが多くされている。
そのながら聞きに合う音楽が今の音楽である。
つまり、心に響いちゃうと他の遊びをやっている
ことの邪魔になってしまうのだ。
だから今の音楽は心に響かない。
また、今の(昔より)高性能のスピーカーやヘッドホンは、
細かい音まで聞こえちゃうので、そこの部分も
癒しを得ることができるように作らなくてはならない。
それに加えて更にハイレゾで耳に聞こえない細かい音も
データとして加えることができるので、
なおさら細かい音も考慮して音楽を作らなくてはならない。
その答えがAKB48であり、AKB48はながら聞きに
心地良いアレンジと歌詞が作られていて、
耳に聞こえない部分で癒しを表現できる声が出る
ボーカリストを集めている感じがする。
また、音響機器の進化で口に溜め込んだツバを
弾く音まで聞こえるようになったので、
ツバを弾く音が美しい歌い方をするアーティストが出てきた。
今風の新しい歌い方である。
そういう(今まで聞こえなかった)細かい音で癒しを
表現できれば音楽での癒しの頂点に達する。
それが今の新しい音楽だ。
もう歌詞を聞いて泣いたり感動したりする音楽は終わったのだ。