2018年7月22日日曜日

競争から協力の時代へ・スポーツの八百長は協力の文化

今は競争は終わって協力になっている。
ある時期に予期せぬ商品がめちゃくちゃ売れる
売れ方をしている時代では競争では太刀打ちできない。
企業の枠を超えて製造を他社にやってもらったり、
人材を短期で入れ替えで行うやり方が一般化されている。
例えば人気ユーチューバーが特定の商品を使った
動画を流したら、突然、この商品がバカ売れしてしまうのだ。
記念日や行事で季節商品が一定期間バカ売れしたり、
そういう事態は避けて通れないでしょう。
そういう事態を想定しているから協力でしか成り立たないのだ。
また、同業者同士で売れる商品を分担しているのも今の現象のひとつだ。
売上の勝ち負けをなくし、どの会社も同じように売れるように
するということが協力によって行われている。
例えば烏龍茶はサントリー、緑茶は伊藤園、
紅茶はキリンっていう具合にだ。
スポーツの世界では一般に八百長と呼ばれる
勝ち負けの分担が行われている疑惑がある。
どの選手もどのチームも同じように勝ったり負けたりして
調整をして特別に強い人やチーム・特別に弱い人やチームを
作らないように協力して全員に同じ量、活躍させている。
勝負にはならないが、ファンの盛り上がりの平等化によって、
ファン全員が同じように喜ぶシステムが八百長なのだ。
スポーツビジネスではこの八百長は、ひいき選手やひいきチームが
全く活躍できずに盛り上がらないファンをなくす効果がある。
それにより全員が同じようにスポーツ観戦を楽しむことができる。
今じゃスポーツ観戦は勝敗よりも選手の格好良さを
堪能する時代なのだ。
八百長は時代の変化の中ではやむを得ないことだ。