2020年5月6日水曜日

今は上品ブームの真っ最中

10年前、メンヘラブームがあって、
精神が健康な大勢の人が不器用に
かまってちゃんとか被害妄想とかを気取って
ブームに乗って格好をつけていた。
わざと暗い顔をしてダーク系を気取っていた。
その演技と理解が不器用だったから、
本物のメンヘラとはっきり区別がついた。
そして今は上品ブームが来ている。
下品なことをしたい人でもそれを我慢して
無理して上品さを気取って格好をつけている。
暴言や争いが嫌いなふうに見せて上品系を気取っている。
そのブームもいつ終わるか分からないし、
ブームが終わったらまた違うブームが来るでしょう。
そんなブームの移り変わりについて行けずに、
ストレスを感じている。
また、ブームに乗っかる人もダサいと感じる。
10年前はメンヘラだったが、今は上品に振る舞っている
人は恐らく多いと思う。
ブームに乗らないと友達にいじめられる、
そんな簡単なことではないみたいだ。
本人は好んでブームに乗っかっている。
マスコミがブームに乗せるように暗示をかけていて、
それでブームに乗ることが心から気持ち良いのでしょう。
立ち止まって論理的に考えずに
ブームに流された方がずっとラクなんでしょう。
ブームに流されてもストレス無しに暮らしていける
社会が平和と言うか恵まれていると思う。
それだけ幸せに暮らせる基盤がしっかりと
システム化して物質的にも恵まれているのでしょう。
上品ブームの中では馬鹿笑いせずに
軽く笑みを浮かべる笑い方が流行っている。
みんなそういう笑い方をしている。
神経質さを表に出さずに軽く振る舞っていて、
自分を大切にしたような喋り方をするのが
上品ブームに乗った人の特徴だ。
突き刺さることが嫌いな喋り方をしている。
そして友達に合わせる生き方をしている。
今はスマホの無料アプリや無料コンテンツで
何もかも無料で入ってきてそれに満たされているので、
友達と合わせても苦にならないのだ。
それに加えてこっそり妄想もできるし、
ストレスの入り込む余地さえ無い状態なのだ。
だからみんなそんな世の中でも
明るくて元気があって生き生きしているのだ。
その上品ブームはなかなかのくせ者であって、
怒ったり落ち込んだりしないから、
世の中の不幸が分からず政治や管理職がやりにくいということだ。
どんなにひどいことをされてもすまして軽い笑みを浮かべるので、
どんどん国民を苦しめる政治や
管理職のパワハラやブラック化が行われている。